DCモータとは直流電流で回すことができるモータです。DCモータは永久磁石を固定子に使用し、コイルを回転子に使用している構成になっています。最大の特徴は、停止してから動き出す瞬間に最大のトルク（モータの回転力）を発揮する点です。その他、印加電圧に対し回転特性が直線的に比例し、入力電流に対し出力トルクが直線的に比例するといった特徴があります。また、低価格で、小型化が可能な高効率のモータです。
ただし、DCモータはカーボンブラシを使用しますので、一般的には2,000～3,000時間稼働でブラシ交換が必要となります。一般的にはスピードコントローラやサーボドライバと組み合わせて使用される事が多くなっております。

チェインブロック、ウィンチ、電力遮断機、ポジショナー、パーキングゲート、ホース・電線の捲き取り機、介護リフト、オゾン発生機、他 多数の用途で使われています。